よしりん先生の
登場です!
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ここ数日、都内のホテルで
カンヅメしてるのだが、
朝食は高層階に宿泊している者
だけが入れるカフェでとる。
ホテルの部屋に
一日引き籠ってると
息が詰まるから、
午後1・2時間でもここで
コーヒーを飲みながら
本を読めるのが便利だ。
やけに若い美人を連れてる
金持ちの初老の男もいるが、
欧米からのビジネスで
訪れてる白人が多い。
欧米ビジネスマンは、
コーヒーを飲みながら、
小さめの画面を見つめて、
一心にキーボードを叩いている。
だが音がしないと思ったら、
iPadなのだ。
時々、指で画面を
スライドさせている。
それもわしが持ってる
iPadより画面がやや小さい。
それにしても音もしない
画面上のキーボードを、
あんなに速く叩いて、
文章を書くことが
できるのだろうか?
iPadは文章を書くのには
向いてないと思ってたのだが、
慣れたらあんなに速く
書くことができるのなら、
考え直さなければならない。
他人がいるカフェで
仕事をするには、
パソコンは無理だ。
わしのキーボードの叩き方は
どうしても大きな音がする。
しかしこのホテルに
宿泊するような
ビジネスマンにとっては、
東京五輪は稼ぐ
チャンスなのだろう。
わからないのは一般庶民で、
まるで発展途上国の人民のように、
目標が出来たと浮かれている。
東京一極集中の発展に過ぎないのだが、
「失われた20年」と言われる今までも、
どれだけ東京駅近辺に
新しいビルが建ってきたか!
「失われた20年」という
フレーズ自体に首を傾げてしまう。
地方の庶民もおこぼれに
与かれると期待してるのだろうか?
アベノミクスの景気浮揚
「実感」もあるはずない庶民が、
今度は7年後の東京の景気に
期待してるのだから、
つくづく「マスコミ」の
操作・洗脳に弱い
「大衆」ばかりになったなと
憐れむしかない。